メンタルヘルスのフォーラム、リカバリーフォーラムに9/21、9/22の2日間参加してきました。
分科会のことを中心に書こうと思います。
1日目の分科会は超短時間雇用とソーシャルファームがテーマ。
ソーシャルファームの団体の発表、超短時間雇用を提唱されている東大の近藤武夫先生の研究室で勤務されている女性の発表、市内の企業と提携して超短時間雇用を推進している川崎市の職員、また超短時間雇用で実際障害者を雇用している、ソフトバンク株式会社の社員の方の発表でした。
その後、会場の同じテーブルに座っている人達でディスカッション。テーマは働くうえで大事なこと。
人間関係、働きがい、時間などのトピックについて自分の意見を付箋に書いて模造紙に貼るという形式。
私自身、1番大事なのは時間。長時間労働でワークライフバランスが崩れるような働き方は絶対にしたくない。
そもそも持病があるから出来ないけどね。通勤時間も家から近い方がいい。
閑話休題。
障害者にとって、超短時間雇用という制度は素晴らしい。
ただ、それだけでは生活出来ない。障害者年金や生活保護を合わせるとかクラウドサービスなど、副業ができればいい。
実際ソフトバンクは副業も認めているようだ。
もちろん、会場でも出ていたけれど、若い世代や働いたことのほとんどない障害者が社会への一歩とするのはよいこと。
そうでなくても、たとえステップアップにつながらなくても、働くことは人生のQOLに繋がるから、例えば実家にいて無理のない働き方をすることもよいことだと感じる。
近藤先生も提言されているように、今後は、この超短時間雇用を企業の雇用率に組み込んでいくことが肝要になるだろう。
やはりなんだかんだいっても、確かにそれは問題ではあるのだけど、企業側は雇用率を気にせざるを得ない、現行のシステムでは。
超短時間雇用の方を何人か雇って、その合計を雇用率に算定できるようにするという提言は現実的だと考えます。