どうやって数多い求人の中から、応募企業を決めるかも至難の業でしょう。
求人票の様々な条件を考慮して、総合的に判断するのは言うまでもありませんが、ここでは少し別の観点から書いてみます。
1.入りたい企業に応募する
2.入りたい企業の子会社・特例子会社に応募する
入りたい企業、なんとなく憧れている企業、好きな企業は誰にでもあるはずです。こういった思いは無視しない方がよいです。もちろん、それが入ってみると良くない企業の場合もあるし、合わない場合もあるかもしれません。
それでも自分の興味・関心・好きという思いは無視しない方がよいです。
ハローワークや障害者専用求人サイトで募集していなければ、企業のサイトを見てみましょう。ほぼ必ず、障害者採用のページがあります。なければ直接電話でアタックしてもいいのです。
また、入りたい企業ピンポイントでなくても、子会社・特例子会社が募集している場合もあります。企業風土は親会社と似ていることが多いですし、大企業の子会社であれば、比較的待遇もよいです。
昨日も書きましたが、障害者が多い、特例子会社は一つの手ですね。
3.入りたい企業が募集していなければ、同業他社に応募する
例えば、この商品が大好きでどうしてもその会社がいい!というのではなく、飲食メーカー全体に関心があるなどの場合には、少し広がりますね。ビール会社がいいとか、お菓子メーカーがいいとか。
その子会社・特例子会社までに広げれば数も増えます。
4.職種から選ぶ
一般事務であれば、ほぼどんな会社でも応募しているので、なかなか絞るのは難しい。
事務系でも、人事とか総務、あるいは営業とか、IT系とか専門職とかになると、求人は少なくなります。
やりたい職種がある!という方はこの方法で選ぶのもよいでしょう。
5.自分の経験職種から選ぶ
上記の専門的な職種を選ぶということにも当てはまるかと思いますが、これもある意味、スタンダードな選び方ですね。経験がないとやりたい!だけではなかなか受からないのが上記のような職種です。実際経験〇年以上など、求人票に書いてある場合も多いです。
そして経験があるメリットはなんといっても、志望動機や自己PRが作りやすい。一貫性があるから、企業にも受けがいいはずです。ただその場合は、前職を辞めた・辞める理由として、職種を変えたいという理由は通用しませんから、他の理由を明確にしなければなりませんね。
どうしても職種を変えたい!という方は別ですが、これはいい方法でしょう。
6.まとめ
以上、待遇面だけではない方向から、企業を選ぶ選び方を見てきました。自分の入りたい企業が特にあるわけでないという方もいるかもしれませんが、興味のある業界ぐらいはあるはずです。あるいは興味のない、ここは嫌だなという消去法もありでしょう。
また職種から選ぶ方向性では、経験のある職種が「好き」で、同じ方向で行くのか、経験のない職種でチャレンジしたいのかを決めなければなりません。
私の経験上、経験のない職種で、例えば30代後半ぐらいの年齢からのチャレンジは厳しい可能性もあります。
そのようなことを考慮に入れた上で、応募企業を決めてみてくださいね。
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