障害者とアート

障害者にとってアートを鑑賞する、実際に創作することは非常に精神の安定、癒し、力になると感じます。

私は特にアートの中でも、音楽と美術が好きで、先日は会期末のゴッホ展を観るために、上野まで行ってきました。

ゴッホは今で言う、統合失調症だったと言われています。

そういった人生も人ごととは思えない部分もあります。

その生涯の中で、療養院にてすごしていた時期に描いた「サン=レミ療養院の庭」は素晴らしい一枚でした。

美術展を観に行った後はいつもそうですが、絵を間近で観ることで、特に油絵だと絵の具の質感も感じ、画家の息遣いが近くまで伝わってきて、パワーをもらった気分になります。

私にとっては、好きな音楽を聴くことも同様です。

アートというと、大上段に構える風潮もありますが、純粋に楽しめばいいのではないのでしょうか。

確かに理論とか理屈とか歴史とか、作者の生涯とかを知っていた方が楽しめる部分もありますが、あまり小難しく考えることはないと思います。

観たまま、聴いたまま、感じればいい。

世間の評価・評判とか他人の意見とかも関係ありません。

自分がいいと思えばそれが全て。それを何人にも批判される謂れはないのです。

私は特に美術、音楽、時に映画といった感じですが、古典芸能でもなんでもいいと思います。

自分の感性にしっくりくるものを見つけて、感じる、楽しむ、癒される、力になる。

それでいいと感じます。

また、もう一歩踏み込んで、鑑賞するだけでなく、創作することもやれると更にいいですね。

私自身も、ギターやブルースハープ(ハーモニカ)を稚拙ではありますが、演奏します。

そしてその演奏している瞬間はつらいこともきついことも悲しいことも、日常生活も忘れています。

私は絵は描かないので、また感覚が違うのかもしれませんが、芸術に没頭すること自体は、似たような部分があるのではないでしょうか。

没頭することによって、その瞬間、ある種の違う世界に行くような感覚。

そういった時間が日々の中にあることも精神の安定にも良いことです。

アールブリュット、アウトサイダーアートという言葉もあって、必ずしも障害者の芸術だけを指すものではないようですが、素晴らしい作品(主に絵画)も沢山あります。

山下清の絵やその他の障害者やアウトサイダーの絵等を正規の美術教育を受けていないとして、下位に見る専門家等もいますが、関係ありません。

その辺のことについて対談をしている以下の記事は参考になります。

https://www.cinra.net/interview/201709-diversityinthearts

私は山下清の花火の絵は大好きだし、貼り絵という独特の画法?も素晴らしいと思います。その他のアウトサイダーアートの画家の作品にも沢山素晴らしいものがあります。ネットでも簡単に見られますので、見てみてください。

自分が良いと思えば、それで良いのです。

そして、下手でもなんでも創作することは、また一段自分の充実に繋がります。

私も障害者の音楽の祭典、ゴールドコンサートに出るのが今後の一つの目標です。

是非、みなさんも鑑賞と創作を楽しんでみてくださいね。

ゴールドコンサートに興味のある方は以下のリンクからご覧ください。